シーズン３「魔女の月」10月9日（UTC+0）より開幕

テトゥーガ酒を開けよう！アハヴァ選手権の王者を語る時が来た！闘技場の女王としてファンに愛されるイチェルは、今シーズン驚異の83勝をあげ、長年のライバル「キラーピフ」すら超えてみせた。「イチェルとの拳と拳のぶつかり合いほど、心が震える戦いはないですね」試合後のインタビューで、ピフはそう語った。「彼女は誰よりもこの競技を愛してる」

昨夜、イチェルはウスマルビーチで行われた表彰式に姿を現し、アハヴァトロフィーを手にした。受賞スピーチの中で、イチェルは誰もが驚く発表をした。来シーズンからは、フルタイムの闘士として戦うことをやめるというのだ。その代わりに、彼女は新世界のランサーとして加わり、界外を守る彼らの活動を支援するという。この決断はバラムトクの指導層に大きな波紋を呼び、シャーマンたちはこの知らせに深く動揺した。関係者によれば、イチェルは未完の協約について、彼らと事前に何の相談もしていなかったという。

ある匿名の情報提供者によると、イチェルは2週間前、セベの郊外で非公式のトーナメントを開催し、数名のランサーと対戦したという。彼女が出した条件は、もし自分を闘技場で倒せるランサーがいれば、その者たちの仲間になる、というものだった。イチェルはすべてのランサーとの戦いに勝利した。ただし、ジャガーを除いて。ジャガーは、あえて闘技場の外で戦いを挑み、観客の支持をイチェルから奪ってみせた。三時間近くに及ぶ激闘の末、イチェルは敗北を認めた。情報筋によれば、イチェルはジャガーの戦い方を正々堂々ではないと感じている。彼はトラップなどの姑息な手段を用いて優位に立ったのだという。それでもイチェルは、出した条件に従い、ランサーの仲間になると決めた。

今週初めの記者会見で、イチェルはこう語っている。「私はバラムトクの一員としての責任を、決して投げ出すつもりはありません」彼女は今後も戦闘祭典には参加し続け、バラムトクの指導陣の一員としても活動を続ける予定だ。「私はこれからも、みんながよく知る話事人であり続けます」と、イチェルは語る。「ただひとつ違うのは、これからはバラムトクだけでなく、すべてのシャードのために戦います」

では、バラムトクのスター闘士不在で迎える次のシーズン、一体どうなるのか？専門家たちは、ピフが新たな優勝候補になると予測しているが、注目すべき有望な新人も何人かいるという。詳細は来週の闘士分析特集でお届けします。

関連記事：

→ 新世界に新たな闘技場が誕生：この動きは競技界に何をもたらすのか？[今すぐ読む]

→ イチェル限定版ランサーの動くフィギュア、ドローン配送にて販売開始 [今すぐ注文]

→ 「無敗のオニキス」違法強化義体の使用により闘技場への出場を禁止に[今すぐ読む]

→ ピフが語る：4度のバラムトク王者、その経験（と筋肉）の裏側[今すぐ読む]

→ テトゥーガ酒特集：青は本当にオレンジより美味いのか？[今すぐ読む]